『SOL』情熱のタンゴに隠された、孤独と再会の物語。

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こんにちは、映画が大好きな「私」です。今回ご紹介するのは、アルゼンチン・タンゴの歌姫を主人公にしたフランス映画『SOL』。華やかなステージの裏側に隠された、一人の女性としての素顔に迫る素敵なコメディ・ドラマです。日常を忘れて、情熱的な音楽の世界に浸ってみませんか?

1. 基本情報

公開年:2020年
ジャンル:Comedy
評価:5.5
監督:Jézabel Marquiez
主演:Chantal Lauby

2. あらすじ

ブエノスアイレスで長年活躍してきた有名なアルゼンチン・タンゴの歌手、ソル。彼女は情熱的な歌声と眩いばかりの笑顔でファンを魅了してきましたが、その裏には決して癒えることのない深い傷を抱えていました。ある日、彼女は今まで存在すら知らされていなかった孫に会うため、故郷のフランスへと戻る決意をします。しかし、何年も疎遠になっていた息子夫婦との関係は一筋縄ではいかず、彼女は正体を隠して彼らの生活に入り込むことに……。

SOL ポスター

3. 映画レビュー

この映画を観てまず感じたのは、主人公ソルの「強さと脆さ」の対比がすごく美しいということです。ステージの上では完璧なディーバ(歌姫)として振る舞う彼女が、孫の前で戸惑いながらも「おばあちゃん」としての顔を見せていく過程が、とってもチャーミングに描かれています。

物語の舞台はフランスですが、ブエノスアイレスの情熱的なタンゴの調べが作品全体に流れていて、観ているだけで心が踊ります。ダンスや音楽をテーマにした映画といえば、以前紹介した『The Dance』もそうでしたが、リズムに乗って感情が解放される瞬間って、やっぱり映画の醍醐味ですよね。

ネットの口コミやニュースを覗いてみると、最近の「SOL(ソラナ)」というワードの盛り上がりに隠れがちですが、この映画自体の評価も「ディーバとしてのプライドと、家族への愛の間で揺れる姿に共感した」という温かい声が多いんです。彼女の人生はまさにボラティリティ(変動)が激しく、一時は「サバイバルモード」に入るような厳しい時期もありましたが、それを音楽に変えていく姿は圧巻です。

一方で、家族の再生というテーマは、時に切なく、時に温かいです。疎遠になっていた家族との距離を縮めるのは、どんなに有名なスターであっても難しいもの。こうした家庭内の微妙な人間関係の描き方は、『Mom’s Friend』で描かれた日常のドラマにも通じるものがあるかもしれません。

壮大な愛の物語である『Titanic』のような激しさはありませんが、静かに心に染み渡るような、そんな一作でした。自分らしく生きること、そして大切な人と向き合うこと。忙しい毎日の中でつい忘れがちな大切なことを、ソルが教えてくれた気がします。週末にゆっくり、音楽とワインを楽しみながら観てほしい、そんな映画です。

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