こんにちは、最近は少し肌寒くなってきましたね。こんな時期は、お家で温かい飲み物を片手に、何も考えずに笑える映画を観るのが私の至福のひとときです。今回ご紹介するのは、そんな気分にぴったりな、おバカ全開のコメディ映画です。
1. 基本情報
- 公開年:2001年
- 評価:6.6
- ジャンル:コメディ、クライム、ミステリー
- 監督:ジェイ・チャンドラセカール
2. あらすじ
バーモント州のハイウェイをパトロールする5人の州警察官(トールーパーズ)。彼らは仕事熱心……とは程遠く、パトロール中も一般市民をからかったり、無意味な賭け事に興じたりと、毎日悪ふざけばかりして過ごしています。そんな彼らの不真面目さに呆れた州知事は、予算削減のために彼らの部署を閉鎖し、全員クビにすることを検討し始めます。絶体絶命のピンチに陥った彼らでしたが、ある日偶然にも大規模な麻薬密造組織の存在を突き止めます。地元の警察署との手柄争いや、自分たちの「おバカな本性」と戦いながら、彼らは自らの職を守るために最初で最後(?)の大捜査に乗り出すことに……!
3. 映画レビュー
この映画、一言で言うなら「愛すべきおバカ映画の金字塔」です!警察官が主人公の映画といえば、緊迫感あふれる『Maniac Cop』のようなホラーや、シリアスなサスペンスを想像しがちですが、本作はその真逆。主人公たちがとにかく不真面目で、観ているこちらが「仕事しなさいよ!」とツッコミたくなるシーンの連続です。
冒頭のスピード違反の車を止めるシーンから、彼らの独自の「ゲーム」が炸裂。相手をいかに困惑させるかを競う姿は、まるで小学生の悪ふざけをそのまま大人にしたかのようで、思わず吹き出してしまいました。この「あり得なさ」は、同じコメディでも『Accepted』に通じるような、既存のシステムを逆手に取った爽快感がありますね。
また、物語の背景には地元警察との対立というお決まりの構図もありますが、そこにあるのはシリアスな縄張り争いではなく、もっと子供じみた意地の張り合い。雪深い地域を舞台にした犯罪ドラマといえば『Fargo』のような名作もありますが、本作はそれらをパロディにしているかのような軽やかさがあります。
ちなみに、現実の世界でもワシントン州のパトロール隊が飲酒運転の取り締まりを強化したものの、血液サンプルの検査に2年近くかかるというシステムの欠陥が露呈したというニュースがありましたが、映画の中の彼らなら「それならその間にドーナツ食べようぜ!」なんて言い出しそうですよね。そんな風に、現実の厳しい問題を一瞬忘れさせてくれるパワーがこの映画にはあります。
夫婦やカップルで笑いたい夜には『Date Night』もおすすめですが、もっと「頭を空っぽにして笑い飛ばしたい!」という時には、ぜひこの『Super Troopers』を選んでみてください。きっと、彼らのあまりのダメっぷりに、日頃の悩みもどうでもよくなってしまうはずです。


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